教科書展示会2020.06.24
来年変わる教科書を見に、藤沢市にある藤沢合同庁舎へ行ってきました。
だいたい10年ごとに変わる教科書内容、カリキュラムなのですが今回のメインはやはり英語。高校内容が中学へ降りてくるのでどんどん前倒しにカリキュラムがなっているのですが実際に見てきて「来年からの地獄絵図w」が容易に想像でき恐ろしくなってきました。。。
茅ヶ崎市は東京書籍の教科書を採択しているので東京書籍の教科書をじっくり見てまいりましたが、Unit5で不規則変化の過去形動詞が早速登場していました。順調に進むと前期期末テストの範囲になりそうな単元なので、来年の夏休み中1生は暗記祭となりそうですね!
今回の改定では、基本的な部分が小学校英語へ前倒しされる前提で作成されていますが、小学校での「お遊び英語」と中学校での「文法英語」が相反する指導内容になっているので来年の中1はとりあえず英語、いきなりの二極分化でしょうね。
最終的には中3で現在高校内容の仮定法や現在完了進行形、原形不定詞が加わり(あっ原形不定詞の受動態が出ているかどうか見てくるの忘れた・・・汗)、中1で習う一般動詞3人称単数現在形のs・esすらままならない、いやそもそも仮定法以前に国語ができない中3が多い中どうなってしまうんでしょうと正直心配です。早速始まる来年の中学3年生向けに教材、指導内容をどのように変えていくか思案中です。
まあ、なるようにしかなりませんし学力格差が一層広がっていくのは火を見るより明らかです。とにかく育海会でも小学校5年生、6年生から中学向けの英語の授業を進められるよう講座を始めるつもりです。