2025(令和7)年平塚中等ボーダーライン予測①2025.02.05

受検生の皆様、保護者の皆様、入試お疲れ様でした。

本年度も予測していきたいと思います。
昨年度の平塚中等はボーダー320点。
私の予想50%ボーダー304点、80%ボーダー364点ということでちょうど間くらいでしたね…

また、本年は問題を見てビックリ!

どこかで見たことあるな~、と思ったら

なんと!

公中検模試2022年12月号適性Ⅰの問1で出題されたものとソックリ!!

公中検模試さん、年度違いますが的中おめでとうございます。
これからも利用させていただきます。<(_ _)>

それではまずは確定した受検者情報から。

平塚は競争率がついに4倍を切ってしまいました。

不人気?なんでしょうか…
グループ活動の中止、男女比の改定などが理由かな?(個人的見解)

それでは「適性検査Ⅰ」について考察してまいります。

本年度も問題難易度を、易level1~難level5として考えていこうと思います。
受検生目線で考えてまいります。

問題全般としてはそこまでの難易度とは感じませんでしたが、計算量の多さ、問4の検証の手間など時間内に解ききれることが出来たかどうか。
難易度もそのあたりを含めて設定いたしました。

問1

(1)Level2

恒例の全て選べ系。
設問内にひっかけも計算も無く情報から丁寧に該当箇所と照らし合わせ確実に取りたい問題です。

(2)Level3

比を使って求めましょう。
1.6:7.4=104:x
x=481
481×60=28860
求めたxは1分あたりの量なので1時間あたりの量で60倍をお忘れなく。

問2

(1)アLevel1

700×0.99=693

(1)イLevel3

汗700gに対して「調べたこと1」の量を変換。
・ナトリウム860mg×0.7=602mg
・カリウム220mg×0.7=154mg
・カルシウム16mg×0.7=11.2mg
ナトリウムの食塩相当量への変換:602mg×2.5=1505mg

「ラベル」表示のスポーツ飲料1505mlでナトリウム、カリウムも充分量摂取できます。

(2)アLevel1

代入して計算する問題。
求めたい値をxと置くと

0.1×28+0.7×24+0.2×x=28
x=42

(2)イLevel3

こちらも地道な計算問題。
「資料」の値を暑さ指数の求め方に代入し丁寧に出していくだけ。
1日目:3.2+18.9+9=31.1
2日目:3.1+18.2+9.2=30.5
3日目:3.5+17.5+10=31.0
4日目:3.4+18.2+10=31.6
5日目:3.2+17.5+9.4=30.1

31℃以上になるのは、1日目・3日目・4日目。

問3

(1)アLevel1

A・B互いに中継地点まで行って帰るだけ。
4時間で休憩しなければいけないことを忘れずに。
中継地点まで210÷70=3
中継地点から1時間運転して1時間休憩、残り2時間運転して出発地に戻る。
3+1+1+2=7時間
6:00+7時間=13:00

(1)イLevel2

中継地点がない場合はA地点からB地点まで行ってA地点へ帰らなければならないということ。
8時間までしか運転できないことを考えると

70×4=280、この地点で一回休憩
420-280=140、B地点まであと140km
140÷70=2、2時間運転でB地点到着
70×(8-4-2)=2、あと2時間しか運転できない
70×2=140、B地点から140km進んだところでタイムアップ
420-140=280

(2)Level4

設問内容の把握、実際の手順に戸惑うことを加味してLevel4です。
実はこの問題はダイヤグラムを書けば一発でサクッと解けます。

(ダイヤグラム挿入)

問4

(1)Level3

この問題はLevel4にするか迷いました。
本当に正解かどうか検証する時間まで加味するとかなり時間が取られるからです。
最も早い手順は消去法。
選択肢⑥の最大値8種類から条件に整合するかチェックしていくというもの。

観察カードを書く時間と移動時間から考えていくと下記の通り。
(10時出発で12時にぽかぽか広場に集合のためマックス120分の移動を含めた行動時間)

8種類:観察時間15分×8種類=120分 移動時間120分-120分=0分 →アウト!
7種類:観察時間15分×7種類=105分 移動時間120分-105分=15分 →7種類も移動できない、アウト!
6種類:観察時間15分×6種類=90分 移動時間120分-90分=30分 →(6+7+6+2+4+8+8=41)6種類も移動できない、アウト!
5種類:観察時間15分×5種類=75分 移動時間120分-75分=45分 →上記計算よりOK

(2)アLevel3

時間制約の中で正確に時間計算をミス無く進められるか?ということが最大のポイント!

ぽかぽか12:30発
ふれあい12:34着
ふれあい体験12:45~12:50
ウマ13:00着
乗馬体験13:00~13:30
ゾウ13:44着
えさやり体験14:00~14:10
クマ14:16着
クマ観察カード14:16~14:31
(経由ゾウ14:37着)
(経由ライオン14:44着)
正門14:50着

(2)イLevel4

こちらも完全に時間制約のためLevel4です。
ポイントは午前中にペンギンを回れるかどうかの検証手順。
正門から、ライオン、キリン、サイ、ウマとまわりふれあい広場経由でペンギンをまわるとぽかぽか広場への到着が12:04となってしまいアウト!

したがってペンギン観察は午後となります。

午後の行動は以下の通り、
ぽかぽか広場→ペンギン→トラ→サル→クマ→ゾウ→ゴリラ→正門(15:09着)
よって、ヒョウを観察できない。

ゾウの後、ゴリラかヒョウかで検証する手間もあり時間をとられます。

問5

Level3

昨年同様、問5に作文来ましたね!
意見文ですが書式に沿って答えていけば良い内容。
昨年の出題実績があるのであまりうろたえた子もいなかったと思います。

適性検査Ⅰについての予想ボーダー

適性Ⅰに関しては全体的な難易度はそこまで高くなく、いかにして取るべき問題をしっかり取れたかどうかにかかっていると思います。

まずは予想平均としてLevel1を9割、Level2を7割、Level3を5割、Level4を2割とし試算してみます。

50×0.9+40×0.7+150×0.5+60×0.2=160

ボーダーとして+30~+40点の190点~200点と見ています。
あれ?昨年より下がってますね?
計算手順が増えたことと時間制約で少々厳しく見積もりすぎたか??

あくまで公中検模試の人数・偏差値分布から予測したものですので合否を保証するものではございませんことご了承下さい。

次回は鬼の適性検査Ⅱについてレポートしていきます^^

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