中1から塾通いをすることの意義2022.04.22
中1からと言わず小学生から塾通いすることについて「指導者側」からの目線でお話ししてみたいと思います。すでにどちらかの塾に通っていらっしゃる方にも参考になるような内容にしていきたいと思っています。
さて、塾に通う理由として中学受験生を除きやはり
「勉強面が心配だから」
という理由が一番の理由で塾通いを検討されるかと思います。
中学生になると算数は数学となり、英語は定期テストがあったり、理科や社会などどんどん難しい知識を覚えていかなければならないし・・・と懸念材料は尽きません。
そして、義務教育が終了し高校を受験して進路も選択していかなければならない。だったら「ついて行けなくなる前に塾へ通わせよう」とお考えの保護者様も多いのではないでしょうか。
教育七五三という言葉があるように高校生の7割、中学生の5割、小学生の3割が勉強について行けなくなるという状況は現在数多くのお子様を見てきた私の目から見てもなるほど当てはまっているなと感じるものであります。
では、塾通いはいつから始めるのが良いのか?
正直正解は無いと思っています。目標からの逆算で考えることも一つですし、通えば良いというものでも無いということを転塾してくる子たちから見ても感じるからです。
目標からの逆算とは、○○高校以上には行きたいと考えているが成績的に少し余裕がないので学習時間を増やすため、あるいは受験指導・内申対策に塾を活用しようという考え方。
通えば良いというわけではないとは、通っている塾が正しい勉強法を指導してくれているか、レベルを含め指導内容や課題が適切かどうかなどお子様に合っているかどうかについてマッチしているかどうかということです。
問題集の解き進め方の指導、まる付けや直しの仕方の指導、課題の採点や添削を指導者が行っているか、行った課題や授業に対する確認作業やテストで定着度を把握されているか、わからない→わかる→できるのルーティン化を生徒指導者間で共有できているか・・・etc。
話がそれました。汗)
中1からの塾通いの最大の意義は「学業・塾通い」を優先させる意識作りにあると私は考えています。もちろん小学生からの通塾はさらに良いと言うことは言うまでもありません。
実際に当塾の小学生からの通塾生は「○曜日は塾だから」「○時から塾だから」という感覚で日常生活を送ることができており学習の習慣化も飛躍的に成長しています。(もちろんそのように指導しているのですが)
また、当塾の歴の長い子ほど「中3部活引退時」からの勉強に対する取り組み姿勢、熱量も非常に精神的に鍛え上げられたものとなっています。(もちろんそのようにメリハリを付けて指導してきたからなのですが)
入試問題が2013年に改訂されて以降、「塾通いは中3からで大丈夫神話」が通用しなくなってきていることも事実です。学校のテストでは点数取れる子も入試問題には手も足も出ない状況が特に女子を中心に起こっていることも現実です。
とは言え、費用もかかる塾通いに悩む保護者様も多いことでしょう。
一つの指針に「模試の受験」がございますので、下記「神奈川全県模試」を試しに受験されてみることもお勧め材料となります。(中1・中2)
https://www.shingaku-kobo.com/moshi/pre.html
お悩みごとありましたらお気軽にご相談下さい。
新規・転塾問わずお子様の状況に応じて対応させていただければと思います。